やんつー - 純米主義者の日々

とうとう次期監督の正式発表があった。今年は、掛け持ちでない、初めての社長を迎え、やっと現実に目を向けた経営ができるようになった。そのお蔭で、名前優先ではなく、中身重視の堅実な監督を呼ぶことができたのだと思う。2年契約というのも好印象だ。

札幌にフットボールのチームを呼ぶにあたっては、それこそイケイケで、その勢いを駆って1996年から2003年までの8年間を走ってきた。企業や地方自治体から資金を集めるためにもそれは必要だった。

しかし、この先5年間はしっかり足元を見て地盤をかためて欲しい。そして、より多くの人が死ぬまで愛せるようなチームを、これこそ札幌といえるゲームで示して欲しい。

コンサドーレ札幌 U-15 は明日、国立競技場で高円宮杯第15回全日本ユースサッカー選手権大会の決勝を戦う。U-15 チームは去年に引き続き二度目の決勝進出となった。下部組織は着実に整ってきている。

今年のように毎年二人づつユースから昇格すれば、5年でチームのほぼ全員が自前の選手となる。その基盤はできつつある。まだしばらく我慢の日々が続くことになるが、見捨てること無くサポートしていきたい。