Paul Auster

jummai2004-03-09


ポール・オースターの「鍵のかかった部屋」(白水社)を本棚で見つけ、読み始めたところ、なかなか面白い。買ったのはおそらく10年位前だと思う。この本は彼のニューヨーク三部作の三作目らしい。そこで前の二つも読んでみようかと思ったのだが、一作目の「シティ・オヴ・グラス」は1993年に角川書店から、二作目の「幽霊たち」は1989年に新潮社から出ていることが分かった。この頃は日本では人気が無くて出版社が決まっていなかったようだ。1994年に新潮社から出版された「ムーン・パレス」以降は一貫して新潮社が出版しているようだ。

で、本屋で物色してみたところ、"The New York Trilogy" ISBN:0571200583 という三部作全てが収められたペーパーバックを発見し、衝動買いしてしまったのだった。

ポール・オースターについては、the Unofficial PaulAuster Web Site が詳しい。