クラブチーム

サッカー批評」22 (双葉社スーパームック)

ここには雑誌の記録は入れないつもりだったのだが、あまりに面白かったので記録しておく。

私はコンサドーレというチームが、市民と自治体と企業が金を出し、市民に愛されるというサッカーチームの一つの理想形に近いのではないかと思っていた。金を出してチームを支えているというところで満足したというか、安心しているところがあった。

ところが今回塩竃FCというクラブを知るにつれ、今までの考えは間違っていたのではないかと思い始めた。そう、塩竃FCはチームというよりクラブであり、それをつくり出したのがサッカーのことを良く知らない、ガキ大将的な肉屋のおっさん(失礼)であることに驚かされた。

いまどき理想を追ってここまでやれる人間は非常に少ない。すくなくとも国会議員にはいない。

クラブチームとはどうあるべきかと考えている方には是非読むことをお勧めする。塩竃FCと同じような地方のクラブチームであるUスポーツクラブについての記事も掲載されている。

スポナビのページは更新されてないな。