NTFS のサイズ変更

RIPLinux をインストールした LiveUSB から起動し、root でログインする。パスワードは設定されていない。今回は Partitioning disk on pre-installed note PC を参照した。

T5 では、ディスクの最初のパーティションはシステム修復の為の領域で、2番目に Windows 本体が入っている。今回縮小するのはその領域である。まずはどの程度縮小できるか調べる。

# ntfsresize -i /dev/hda2
...
Space in use : 29215MB (39.6%)
...
You might resize at 29214433280 byte or 29215MB (freeing 44518MB)

30GB程使用しており、約44GB空いている。Vista にはあと 10GB もあればいいだろうから、/dev/hda2 を 40GB に変更することにする。まずはテストをしてみる。

# ntfsresize -n -s 40000M /dev/hda2
...
The read-only test run ended successfully.

ということでいけそうだ。実際に変更する。

# ntfsresize -s 40000M /dev/hda2
...
Are you sure you want to proceed (y/[n])? y
... (ここでしばらく時間が掛かる)
Successfully resized NTFS on device '/dev/hda2'.
(以下、ちゃんと fdisk しろというメッセージ)

ということで fdisk を実行する。

# fdisk /dev/hda

/dev/hda2 を一度削除し、もう一度作り直す。先頭位置は同じ(普通はデフォルトのままのはず)で、サイズは変更した値を入れる。今回は +40000M とした。本当はセクター単位で決めた方が良いようだ。パーティションタイプは7番の HPFS/NTFS とする。最後に、ブートパーティションの指定をする。
p コマンドで見ると、このようになっている。

/dev/hda2 * 766 5629 39069918+ 7 HPFS/NTFS

パーティションテーブルを書き込んだら reboot してちゃんと起動するか確認する。一度目は chkdsk がかかるが、無事に再起動出来た。理由はよく分からないがもう一度再起動を促された。